スズキの燃費は計測値より良かった。 なんじゃそりゃ。

 スズキの修会長が燃費計測不正で全面的に謝罪!しかし猛省すべきは国交省では?という記事を読んだ(こちら)。
 三菱自動車の燃費不正報告に続いて、スズキも燃費不正報告を発表した時は、「スズキよ、おまえもか。」という感じだった。
また、その言い訳が酷かった。
燃費の計測場が海の近くで海風で正確な測定ができなかったから、国交省の計測方法を用いなかったというのだ。
そんなの、場所を変えて測れ、スズキぐらい金があれば、簡単にできるだろう、この嘘つき野郎と思ったもんだ。

 ところが、真実は別にあったようだ。
スズキは、燃費をごまかすために国交省の計測方法を用いなかったのではなく、欧州の燃費計測方法がより正確に測定できるから、それを用いたというのだ。
欧州の走行抵抗値は、空洞やタイヤの転がり抵抗など別個に計った数値を積み上げることが認められていた。
この記事だけでは正確なことはわかりにくいが、欧州の燃費計測方法の方が良さそうだ。
実際に、14車種の燃費を全て計り直したら、届け値より悪かった車種は皆無だったとか。

 鈴木修会長は以下のように謝罪したそうだ。
意訳すると‥‥「とにかく日本では守らなければならないことを守らなかった。全面的に悪い。テストコースが悪いと言ったことなど、言い訳じみた前言も全て撤回します。ということでひとつよろしくお願いします」。

 スズキも正直に言ったら良かったのだ。
我々は、より優れた欧州の燃費計測方法を用いたのだと。
勿論、日本のルールに従わなかったのは、謝罪しますと。
国交省に燃費計測方法の改定を申請していたかどうかも、大事だね。
もし申請していたなら、問題もより少ないだろう。

 まあ、スズキの名誉が回復されて良かったよ。
マスコミが報道するかどうかは、知らんが。

 舛添とか不正ばかりで、もううんざりだからね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする