株価急上昇は、誰が買っているんだろう?分析してみた。

 ここ数日、日経平均が急上昇しているけど、NYダウは下がっている。
今まで連動してたのに、不可思議。
利上げ⇒ドル高⇒米輸出低下⇒株低の先取り、そしてそのマネーが日本株へ?
ちょっと調べてみた。
まず、裁定買い残(過去記事
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裁定買い残(単位:万株)と日経平均の推移。
裁定買い残は、2/26をピークに、今や半減近い。
1.6兆円くらいの売りになるかな。
これだけ売られたのに、株価が上がっているのは、今までになかったこと。
何が起こっているんだろう。
ここ2,3日のデータがまだなくて、興味深いところだけど。

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これは、外資系証券会社経由の注文の2015/1/1からの売買累積(単位:万株)と日経平均の推移。
傾向は、一致していて、外人投資家の影響かと思われるところだけど、裁定買い残より、1桁以上小さいからなあ。
けど、短期投機じゃないお金の投資が増えてきている、とは考えられる。
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最後に、日銀のETF購入額累積(単位:億円)と日経平均の推移。
2/26以降の日銀買いは、1000億円くらい。
とても、裁定買い残減をカバーしきれてない。
それに、基本、日銀は、株価が低下・停滞したら、買いに走るという感じだから、上昇の原動力は、他にあるね。

残るは、日本企業と日本人ということだが。
本当かな?
新しい流れが起こっているような。

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コメント

  1. はじめまして

    興味深い記事をありがとうございます

    自分も売買動向は気になるので、調べています

    ゆうちょ関連の買いも入ってきたとの観測記事も見ました

    個人はずっと売り越しですね

    短期投機じゃないお金の投資が増えてきている
    おっしゃるとおりです 本当に2万円も不思議じゃない感じです

    また記事を楽しみにしています

    • 月灯り 探歩 より:

      今は面白い状態ですね。4,5月に一旦下がると予想しているんですけど。下がる前に売って、下がったら買う、と都合のいいことを考えています。それで、いいのか、素人の分析を試みているところです。