裁定買い残と株価(株勉) (1)

 「株価が、なぜ、これほどまでに下がるのか」といった理不尽な下げ(上げの場合もある)が続いたら、裁定取引残をチェックするといい、らしいというので、今回調べてみた。

 裁定買い残とは、裁定取引において「先物売り、現物買い」のポジションを組んで、まだ裁定取引を解消していない現物買いの残高のことです。
そして、「先物売り」で「現物買い」の残高を「裁定買い残」といいます。
裁定買い残は、裁定取引が解消されるときに必ず売却される現物株になりますので、裁定買い残が増えていくと、それは将来の売り圧力が高まっていると判断することができます。

 ということで、裁定買い残と日経平均株価の推移をグラフにしてみた。
裁定買い残のデータは、こちらで手に入る。
a (491x292)
 裁定買い残(単位:億円)と日経平均株価の推移(2013年以降)
明らかに強い相関がある。
短期的な株価の大きな変動は、裁定買い残によって決まっている。
もっとわかりやすいように、前週比(裁定買い残)と前週比(株価)の関係をグラフにすると、
a2 (487x293)
前週比(裁定買い残)(単位:億円)と前週比(日経平均株価)の関係
大体、裁定買い残が100億円減ると、株価が14円下がるぐらいの関係。
外人投資家の投機で、株価がふらふらしている。 忌々しい。

 注目は、2014年12月と15年1月の買い残減少による影響は、日銀のETF購入で抑えられたことかな。
それでも、株価は1,000円ぐらい下がったけど。
年末で日銀のETF購入資金の予算がなくなったのが大きいかもしれないけど。

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コメント

  1. Colorless Freedom より:

    同じことをチェックしています。今日発表の先週分で3.2兆くらいまで来ましたね。
    売られても大きく下げるレベルではなさそうなので売り(利確)のタイミングを悩んでいます。

    • 月灯り 探歩 より:

      自分も売りのタイミングを見極めようと、こんな記事を書いてます。
      4月くらいまでは、上がると思っているんですが。