いよいよ米国利上げで、どうなる株価?

 いよいよ米国利上げが、差し迫っているようだ。
2月米雇用統計で、雇用者数29.5万人増加、失業率5.5%に少し減少と発表された(こちら)。
どうやら、米国の景気回復は本物で、6月には利上げさるという予想が強くなっているようだ。
それに反応して、早速NYダウが、200ドル近く下がった。
景気が好調ですよ、と発表されたのに、株価が下がるのは、わけがわからない。

 一応、利上げで株価が下がる理屈として言われているのは、
「多くの企業は銀行から資金を借りて事業を行うが、金利が上がると返済額が増えるので、利上げは業績悪化につながると考えられるためだ。」
この理屈もわかるが、納得いかない。

 それで、過去の利上げでどうなったか、が興味がある。
ネットで調べたら、とてもわかりやすい記事があった(こちら)。
米国では、過去に3度利上げがあったらしい。

 その3度に共通するのは、
利上げ直後は、株価はレンジ相場というか、上下動を繰り返す。
そして、その過渡期をくぐり抜けると、株価は力強く上昇した。
これは、納得できる結果だ。
利上げするのは、インフレを抑制するためで、好景気の時だ。
株価が上がらない方が、おかしい。
なので、最終的には、株価が上がっている。
さて過渡期の期間の長さだけど、それぞれ、約1年間・4ヵ月・2ヵ月間だった。
あまり考えたくない人は、そのまま株を持っていたらいいんだろうね。
しかし、これはチャンスなので、株価が底を打ったと判断したら、買いなんだろうね。
自分は少しセゾンの株を持っているけど、利上げ後、買い足そうかな、と思っている。

 けど、これは米国の株価の話。
日本の株価はどうなるんだろうね。
利上げで海外投資家の資金が、米国に戻るので、日本の株価は下がる。
しかし、日本の景気も回復途上なので、一時的に上下しても、上がることは、変わらないと思う。
そこに、チャンスがあると思うんだけど。
けど、ややこしいのは、今日銀が株価が下がったら、ETFを購入してくるので、下がりきることがないような感じがしている。
それでも、日銀がETFを買うスピードよりも、外人が売るスピードが大きい時が来るような気がする。
その時を見極めたいんだけど。

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