今、日銀のETF購入があるかどうかが、日経平均株価の変動に大きな影響を与えている。
1日の購入額が707億円と、以前の倍になっているからだ。
今日は、その購入があると踏んでいた。
日銀のETF購入条件は、
”その日の前場引けの段階でTOPIX指数が前日比ｘ％以上下落している状態だと、後場からETFを購入する”
と言われている（こちら）。
ただ、このx％が変化しているようだ。
年初はある数値に決められているのだろうが、年末になって残り予算がたくさんあると、この数値が小さくなっていくような気がする。
8/18の日経平均株価の推移。
9：30前に、日経２２５連動型（1321）を買った。
市場も、日銀砲を意識しているのか、株価は狙い通り、徐々に上昇していく。
そして、昼前にぐっと上がった。
8/18のTOPIXの推移。
結果、TOPIX指数の前日比は、-0.38％となった。
最近のETF買い入れ結果（こちら）。
前回は、TOPIX指数の前日比は、-0.41％で日銀のETF購入があった。
-0.38％は少し小さいが、この時点で、日銀のETF購入はあるだろうと思っていた。
しかし、昼休みの間に日経平均先物価格は、上がることなく、変わらなかった。
絶対、上昇すると思っていただけに不思議だった。
すると、午後市場が開くと、いきなり株価が下がった。
うん？。 ヘッジファンドが何か仕掛けてきたのか？
さらに、12：40くらいに80円くらい下がった。
日銀のETF購入は、13時から始まると言われている。
13時前にわざと株価を下げて、俺みたいなのを脱落させるつもりなのか？
日銀のETF購入があると確信していたので、ここは辛抱した。
やっと、13時を過ぎてくれた。
しかし、待てども待てども、株価は上がらない。 そのまま長い平衡状態に。
日銀のETF購入があったかどうかが、わからない。
どうしようか、迷っていた。
14：30頃、トイレに行った。 間が悪かった。
日銀のETF購入は、14：30には終わる。
待ってましたとばかりに、株価が下がった。
トイレから戻ってきて、愕然とした。
やられたよ。
ここからは、完全な推測である。 被害妄想的ではあるが。
ヘッジファンドは、ETF価格を昼前にぎりぎり日銀のETF購入条件を満たさない価格まで引き上げた。
しかし、ヘッジファンドも確信を持てなかったのだろう。
昼休みの間に、日経平均先物価格は変化せず。
しかし、午後開場前に、一部ヘッジファンドは日銀のETF購入条件を満たさないという情報をつかんだのだろう。
株価を下げてきた。
さらに、他のヘッジファンドも遅れて情報をつかんだのか、株価を下げた。
そして、長い平衡状態に。
14：30には、以降日銀のETF購入がないから、さらに思い切り株価を下げたのだ。
円高なので、日銀のETF購入がなければ、株価は下がる流れだ。
しかし、日銀のETF購入があるので、株価の変動は複雑になる。
今日のところは、勝負に負けた。 今日はかなり自信があったんだけどなあ。
情報をつかめる奴には、かなわない。
素人は、情報をつかんだろう動きに乗らないとダメだな。
英国のEU離脱の時も、そういう動きが見られた。
日々勉強になるよ。
しかし、これで現時点での日銀のETF購入条件は、-0.38%以下-0.41％以上とはっきりした。
多分、-0.4%なのだろう。
これで、今後戦いやすくなった。
もっとも、皆条件は同じだが。 情報収集をしていれば。