英国の株価がEU離脱前より高くなっている。 ハハハ。

 以前、「世界株安グランプリ ~英国EU離脱編~」という記事で、英国のEU離脱後の世界の株安状況の話を書いた。
今度は、その後の状況を。

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英国のEU離脱後の世界の株価の変化。

 英国のFTSE100指数のみ、EU離脱前より株価が3.4%も上昇している。
なんだ、これは。 笑えてしまう。
11%もポンド安になったのが効いているのだろう。
唯一為替が安くなった国だから。 そしてポンド安はそのまま。
為替というのは、それだけ経済に与える影響が大きいということだね。
ギリシャもユーロ通貨を使ってさえなかったら、危機の時でも為替のおかげで、助かりやすかっただろうに。
まあ、英国株価もこれからじわりじわりと下がっていくのだろうけど。

 米国は強いよ。
何事もなかったように、もう回復してしまった。

 次いで日本。 日本も97%まで回復してきた。
まあ、欧州諸国より悪かったら、いくらなんでもおかしいだろう。
ただ、もう停滞し始めているので、回復するのに時間がかかるだろう。
米国の利上げ次第だね。

 ドイツ、フランス、スペインは、苦しんでるね。
EU諸国の方が、英国より悪いというのが、何とも皮肉な結果だ。
本当は、両方ともダメージが大きいんだけど。
その余波を日本が食らってしまうのが、いまいましい。
日本は、今や欧州とは貿易赤字になってしまっているというのに。

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