日経平均が、とうとう17,220円まで下がってしまった。
これは、2015年の年初の株価と同じくらい。
株価は、振り出しに戻ってしまった。
2015の1/1からの日経平均の推移。
この間、日銀は3兆円ものETFを購入した。
それなのに、株価は変わらなかったことになる。
日銀の3兆円もの金は、一体どこに行ってしまったんだ、ということになる。
恐らく海外投資家の懐に入ったんだろうな。
あと、日本の金持ちと。
ちょっと憤りを覚える。
しかし、日銀が損しているかというと、そうでもないみたい。
2010年から始まった日銀のETF購入は、累計7兆円になっている。
もう5年になるのか。
そして、その損益分岐点（買い入れ額=保有額となる価格）は 14,425円らしい（こちら）。
なので、あと株価は3000円下がっても大丈夫。
これは、さすがに余裕だろう。
ちなみに、株式時価総額（東証1部）は、2014年末で506兆円。
だから、3兆円は0.6％程度。
比例計算だと102円株価を押し上げるだけ。
そんなもんか。