投資家心理を示す数値として、ボラティリティ・インデックスVIX(Volatility Index)というのがある。
アメリカのCBOE(シカゴ・オプション取引所)が、アメリカの主要株価指数の一つである「S&P500」を対象とする オプション取引の値動きを元に算出・公表している指数で、一般的にVIX指数の数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされており、VIX指数は「恐怖指数」とも呼ばれている。
VIX指数が30を超えると、不安心理が高まっているとされ、40を超えると異常事態とのこと。
今回の中国元切り下げによる世界同時株安でどうなってるのかが、気になるところ。
S&P500のVIX恐怖指数の25年間の推移。
日経平均ボラティリティー・インデックスの10年間の推移。
日経平均ボラティリティー・インデックスの5年間の推移。
日米とも、VIX指数は30手前でまだそこまで不安心理が強いわけではないようだ。
8月の中国元切り下げの時は、30ちょいだったので、まだそこまでいっていない。
もう底を打ちそうな気もするし、そうならない気もする。
上海市場は相変わらず下がり続けていて、どうやら3000を切りそうだ。
2500まで下がったら、1年前に戻ったことになり、中国の株高はなかったことになる。
これは凄いね。