米労働省が6日発表した10月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が27万1000人増となり、市場予想の18万人増を大きく上回った(こちら)。
これに反応して、さっそく日経平均先物が230円近く上がった。
ドルも1.4円高くなっている。
さて、その中身だが、
米・非農業部門雇用者数変化 [前月比]と米・失業率の推移。
確かに大幅増だけど、3か月前のレベルに戻っただけなんだけど。
米・ISM製造業景況指数 と米・ISM非製造業景況指数 の推移。
50以上であれば、好景気であるという指標。
非製造業景況指数は、2か月前のレベルに戻って好調だけど、製造業景況指数に至っては、50ぎりぎりでピンチな状態。
確かに、中国バブル崩壊の影響からは、とりあえず立ち直ったと言えると思う。
何より、大きいのは、市場関係者が一斉に、米連邦準備理事会(FRB)が12月に利上げに踏み切るのはほぼ確実となった、と言いだしたことだ。
これで、本当に利上げされそうだ。
次回の、FOMCは、12月15-16日。
これで、株価がどうなるかがまた、難しいんだけど。