羽生3冠の奥さん・理恵さんが昨日深夜twitterでつぶやいた。
中々衝撃的だ。
理恵さんが受けた過去の風評被害が。
やくみつるは、こんなに昔からマスコミに出ていたのか。 ゲス野郎だな。
それでも、少しユーモアを交えて書いているところが、さすが。
理恵さんのtwitterは、https://twitter.com/mau28310351。
しかし、こちらのブログが、あひるまみれの記事の中から抜粋してくれているので、おすすめ。
上のブログは、三浦九段冤罪事件の経緯についても、この記事でよくまとめてくれている。
この件に関しては、虚実入り混じれて、情報が流されたので、誰が何と発言したのか、正確に振り返る必要がある。
その点で、上記ブログは、とてもいい。
自分もこの件に関して、何回か記事を書いてきたけど、
最初の記事では、要約すると、
懸案の将棋も見たけど、三浦九段が不正をやったとは思えない。しかし、あの羽生3冠から島理事へ『限りなく黒に近い灰色』とメールが届いたという文春の記事を読んで、三浦九段「クロ」へ気持ちが傾いた。
その後、対久保九段戦での三浦九段の離席が、実は30分ではなく、6分、3分、3分だったとの調査結果を読んで、完全にシロだと思った。
さて、将棋ファンからすると、羽生3冠の言動の影響はとても大きい。
自分は、NHK杯でのあの伝説の加藤一二三九段戦をTVで生で見て以来のファンで、その後、彼の著作を結構読んでいるから、とても羽生さんを信用しているのだ。
だから、『限りなく黒に近い灰色』メールの影響はとても大きかった。
離席の事実を知って、羽生さんも判断を間違えたんだと思っても、どこかひっかかりが残っていた。
羽生さんは、久保九段戦、渡辺竜王戦の棋譜を解析して、『限りなく黒に近い灰色』メールを送ったと思っていた。
週刊文春の発売日の未明にされた奥さんツイートで、
①こんばんは。突然にお騒がさせてしまい申し訳ありません。本日、一部報道で誤解を招くような表現がありましたのでこの場をお借りして説明をさせて頂きます。まず、灰色に近いと発言をしたのは事実です。 〜②に続く
②そして、今回の件は白の証明も黒の証明も難しいと考えています。疑わしきは
罰せずが大原則と思っていますので誤解
無きようにお願いを致します。羽生善治
まず、これは羽生さんが頼んで、奥さんが書いたと思っていたら、羽生さん自身が書いたようだ。
羽生さんの異様な顔写真が添付されていて、違和感を感じたんだが、あれは自分自身が書いたんですよ、ということを言いたかったんだろうな。 異様な印象しか受けなかったが。
しかし、この中で、「灰色に近いと発言をしたのは事実です」という表現がある。
『限りなく黒に近い灰色』とは、大分違うが、まあそれでも、少し怪しいと思ったんだなとこちらは思った。
ところが、今回のtwitterでは、
(14)島理事からメールで、証言云々これならどうですか?の返信としての『その経緯が本当に事実でもグレー』発言。しかし、証拠もないのに処分は全く不当!として伝え、疑わしきは罰せずが鉄則ですと明言。
と書かれている。
話が、全然違うじゃないか。
「灰色に近いと発言をしたのは事実です」と『その経緯が本当に事実でもグレー』は、全然違う。
なんだ、これは。
羽生さん自身が「灰色に近いと発言をしたのは事実です」と書いてるからなあ。
書き足りなかったのか、奥さんtwitterが間違えているのか?
島理事へ返信メール全文を見せてほしいと思うけど、まあ今回の事件の中での枝葉末節の話だから、なんだけど。
さて、この奥さんtwitterは、波紋を呼んでいるようだ。
もしかしたら、棋士達が動くかもしれない。
第三者調査委員会の調査報告は終わったので、これ以上の話は棋士達自身が決めることになる。
2/13から、三浦九段が復帰。 その相手が、羽生3冠。
どんなことを話すんだろうな。
2011年に大相撲八百長問題が、発覚した。
あれ以来、大相撲はほとんど見ていない。 馬鹿々々しくて。
日本人は、嘘と不正が大嫌いだ。
羽生さんが現役でいる間は、将棋を見るだろうけど、このままの状態で、渡辺竜王が活躍してたら、苦々しくて見ないだろうな。
渡辺竜王が、竜王戦で負けたくなくて、三浦九段を嵌めたとは思っていない。
実力で負けると思っていないだろうし、負けたとしても無冠になるわけでもない。
それに、そんな卑怯なことをするとも思えない。
三浦九段が不正を働いたと思い込んで、許せない、と思ったのだろう。
または、自身言った通り、「最悪のシナリオは『疑惑を知りながら隠していたという事が発覚する事だ』と判断した」だろう。
なまじ、政治力があるばかりに、こういう事態になってしまった。
まだ、三浦九段が怪しいと思っているなら別だが、そうでなければ、人として、三浦九段に面と向かって謝罪しなければならないし、竜王戦に関する対処については、再戦等、将棋連盟に一任します、と言わなければならないだろう。
タイミングとしてはかなり遅いが、2/6に将棋連盟の会合があるみたいだから、そこがリミットだろうね。
理事会も一新しないと、新しい判断を下せないだろう。