公的年金だけで暮らす人が高齢者へのアンケート調査結果の記事を読んだ。
参考になる。
回答した1万1,960人の年間生活費の平均は319.4万円(中央値289.1万円)で、回答者の36.4%が「自身の生活支出の水準」に満足しているそうだ。
満足の度合いごとでの生活水準の平均値は、
「現在の生活で満足」と答えている人の平均は355.6万円、月額29.6万円。
「もう少し生活費が使えると助かる」は313.1万円、月額26.1万円。
「かなり厳しい生活なので何とかしたい」は263.5万円、月額22.0万円。
「かなり厳しい生活だがあきらめている」は213.8万円、月額17.8万円。
300万円が満足感の分岐点のようだ。
夫婦2人暮らしで、月平均25万円必要と言われているけど、その通りという結果みたいだ。
独身だと、月15万円必要と言われている。
また、
資産からの引き出しが全くない(公的年金だけで生活している)と回答した人が全体の49.7%もいる。
さらに、
公的年金だけで生活する人の平均の年間生活費は308.2万円で、生活支出の水準に満足していると答えてる人の比率は43.8%と平均を大きく上回っている。
今は、公的年金の受給水準が高いから、この満足度なんだろうけど。
まあ、問題は、老人ホームに入ったら、どれくらいかかるのか?とか、普段の生活費以外にいくらかかるのか?が心配なんだけどね。