将来世代の年金受取総額は、今より増える。 本当かな?

 将来世代の年金受取総額は、今より増えるという記事を読んだ。


現在年齢と将来の実質年金受取総額の関係

将来世代ほど実質年金受取総額は、今より増える。 これには、驚いたな。
これは、モデル世帯の場合。 現役男性の平均賃金を稼ぐ夫を持ち、厚生年金に40年加入する専業主婦の場合。
経済状況は、ケース3で、物価上昇率1.2%、実質賃金上昇率1.1%、実質経済成長率0.4%の場合。
まあ、おかしくない経済予測の場合だな。
65歳時点での平均余命で計算されている。

将来世代は平均余命が、2~3年伸びるというのも加算されているのもあるが、それにしても総額が増えるのか。
マジックだな。

しかも、所得代替率(現役世代の手取り収入額に対する年金額の割合)は、現在年齢20歳で50.8%で、月額28.8万円だ。
十分な額だな。
まあ、平均賃金の人の場合だが。

ちなみに、単身世帯では、この半分ぐらいになるみたい。
所得代替率は、同じくらい。

所得代替率は、現在61.7%ある。 それが、現在年齢20歳で50.8%まで下がる。
受取総額は、増えても。
これがマジックの理由かな。
それでも、総額は増やしているから、うまく成り立たせているように思える。
人口が減って、若者も減るんだから、しょうがない。 どれだけ、その負の要素を薄めるかだね。

まあ、定年の70歳化とか死ぬまで働け論も出ているが。

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