原油先物価格が20ドル以下で安定し出した。

 米国で武漢ウィルスの感染が広がり始めた頃、3/9にWTI原油先物価格が30ドル以下に暴落した。
OPECプラスの会合で追加減産で合意していたのを、ロシアが拒否。
それで、サウジが態度を一変、増産方針を明確に打ち出したのが原因だった。
それに伴い、株価も暴落した。

さて、その後見てなかったのだが、現在ではさらに20ドルを切って、18ドルにまで下がっているね。


WTI原油先物価格の推移。

これが、どれくらい凄いかと言うと、

WTI原油先物価格の推移(長期)。

2000年より以前の価格なんだよね。
OPECが誕生して、すったもんだした後、生産調整をすることによって、原油価格を引き上げることに成功したのだけど、その当時の価格にまで下がった。

20ドル以下で、4,5日安定しているので、コロナウィルスの感染が続く限り、これぐらいの価格にとどまりそうな気がする。
そして、それが少なくとも数年は続くような気がする。
原油価格の引き上げは、OPECの成功だったけど、中国の成長に伴う消費量の増加も大きかったと思う。
しかし、もう中国はただでは済まされないと思っている。
だから、原油価格は昔に戻るかも。

株価は、どうなっているかと言うと、

NYダウの推移。

株価は、もう原油価格に連動していないように見える。
原油価格は、株価にとって、重要なファクターではなくなったな。
世界が変わりそうだ。

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