公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、2015年度の決算で5兆数千億円の運用損失を計上した。14年秋から運用割合を増やした株式の価格が下落し、10年度以来5年ぶりの赤字となった。
まあ、こういうのは通算で見ないとね。
株をやってて、一時的な損得で騒ぐのは、馬鹿としか言いようがない。
収益額(兆円)の推移。 2015年度の値は年度途中の値。
まあ、そこそこの損失額だ。
もうちょっと損失は増えるだろうから、リーマン時並みになるのかもしれない。
2001年度からの累積収益額(兆円)の推移。 2015年度の値は年度途中の値。
累積収益額は、5年で4倍以上にした。
十分だろう。
年金運用資産額の推移。
2006年度から120兆円で停滞していたのを、20兆円増やした。
okだろう。
ただ、これからしばらくは苦労するかもしれない。
配当金もあるから、単純な株価の下落では決まらない。
これはアベノミクスのおかげであって、運用責任担当者の手柄ではない。
どうも運用責任担当者は、クズ揃いみたいだから。
ちなみに、日銀のETF買い入れの損益分岐点(買い入れ額=保有額となる価格[推測])は 14,675円だそうだ(こちら)。
今、日経平均が15,682円だから1,000円ぐらいの余裕がある。
1回の大暴落分くらいかな。