新年から香川照之の「昆虫すごいぜ」に爆笑する。

 いつも毎週録画している番組がある。
それを見ようとしていたら、変な番組があった。
どうやら、Eテレの「100分で名著」が年末年始でやってなくて、代わりに放送されていたみたいだ。
タイトルは、「昆虫すごいぜ」。
子供向け番組かと思って消去しようかとも思ったが、昆虫は子供の頃は大好きだったので、まあ、とりあえず見ようかと見出すと、完全に嵌ってしまった。

 香川照之がカマキリの着ぐるみに扮して、昆虫について熱く語りだす。
昆虫マニアだったのだ。 香川照之のボクシングマニアぶりは見たことあるのだが、昆虫マニアでもあったのか。
ただ、よくいる昆虫マニアとは、一味違う。
標本好きとか生態好きとか飼育好きとは違って、昆虫になりたいという昆虫愛に溢れた変態なのである。

 番組は、毎回ひとつの昆虫に絞って、それを香川が捕まえに行くロケがメインである。
1時間目はトノサマバッタだった。
トノサマバッタが案外捕まえられない。 自分も子供の頃、バッタは死ぬほど捕まえたが、トノサマを捕まえたことがあったかなあ。
香川が捕まえようと、這いずり回る姿が面白い。
そして、時々放つコメントが面白いのだ。
「昆虫には人間が学ばなくてはいけない全てが入っている」
「草むらを見るとムラムラしちゃう」
(確かに自分も草むらを見ると、懐かしさが溢れてくる)
「俳優生活苦節28年、ようやく本当にやりたい仕事と巡り会えました!」

 という具合に、虫への情熱に溢れていて、それが全開されている番組なのである。
香川の情熱だけで、見れる番組。
溢れる情熱というのは、どこか滑稽、笑ってしまう。
正月から笑わせてもらった。

 子供から大好評だったらしく、2時間目はモンシロチョウ、特別編がタガメ、3時間目はオニヤンマと番組は続いた。
大人にも衝撃を与えたらしく、ネットでも記事が溢れているね。
調べたら、2016年10月に放映されたものだったらしい。
そして、元旦朝にマレーシア編が放送されていたようだ。
遅し。 見逃した。
しかし、1/2の夜11時前から再放送があるから、見ないと。
オススメ。

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