次の株価変動要因は、イラン。

 ギリシャ危機と上海市場大暴落で、日経平均が乱高下した。
株は、下がってから買い、上がって売るのが基本だから、儲けるチャンスだったと言える。
今、頭打ちの状況だから、下がらないと買う気になれない。

 さて、ギリシャ危機と上海市場大暴落は一応落ち着いた。
ギリシャ危機は、麻生さんなんか、まだ油断できないと言ってるけど、一応回避。
上海市場大暴落は、強制暫定回避で、市場開放されたら、一挙に大暴落になる。

 要注意だけど、次の株価変動要因は、イラン。
イランの核開発を制限する代わりに経済制裁を解除する「枠組み合意」が決まった。

 イランは石油埋蔵量は世界4位、天然ガスは世界1位と言われているそうだ。
対イランの制裁解除は、同国の増産(2016年末までに日量70万バレル)と在庫(約3000万バレル)の販売を可能にすることから、2016年の原油価格を1バレルあたり5ドルから15ドル引き下げる効果があるという(こちら)。

 WTI原油先物価格は、現在53ドル/バレル。
これが38~48ドル/バレルになるという。
年初42ドル/バレルまで下がった時には大騒ぎになった。
x2 (400x333)
年初の日経平均。
矢印は、WTI原油先物価格が60ドルを切って下がり続けていた時期。
当時年末に買った株を持ってて慌てたもんだ。
原油が下がって、日本にはこんなありがたい話はないのに、日経平均が下がるなんて、と怒ったもんだ。
外資がらみでしょうがないんだけど。
40ドル/バレルを切れば、シェールオイルは相当苦しいだろう。
波乱含みだ。

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