米国の金利が語る景気。

 米国の好景気がいつ終わるのか、心配な所。
注意しておかないと。 今はバブルになりつつある状況に見える。
その見極めに参考になるデータを見た。


米国の長短金利差の推移。

 米国の長短金利差がマイナスになった後、景気後退が訪れている。
これを見ると、まだ2年くらい余裕があるのかな。


米国の長期金利と政策金利誘導目標(上限)の推移。

 今、FRBが政策金利を徐々に上げているけど、上げ方次第では、危険水域に入るかも。
しかし、FRBもこんなグラフについて知っているだろうから、慎重に動かすんだろうけど。
それでも加熱すれば、上げざろう得ないんだろうなあ。

 それにしても、長期金利はずっと下がり続けている。
なぜなのか?という疑問がふと湧いたので、ググってみた。
「今の低金利環境が終焉するときに、米国株の長期的上昇トレンドも終わりを迎える可能性があるということだ。」という文章を見つけた時、そういうことかと思った。
米国株を上昇し続けさせるために、長期金利を下げ続けさせている。
もしくは、米国株が上がり続けているから、長期金利が下がり続けているのかもしれない。
米国は一時的な上下動はあっても、長期的に見れば、上がり続けると考えられている。
そして、このことは、米国の金融界・産業界にとっては、絶対譲れないことだろう。
もし、株価と長期金利が逆の相関関係にあるならば、もう長期金利は下がる余地があまりないので、株価が頭打ちになると言うことが起こるかもしれない。
これは、興味深いなあ。 どうなるんだろう。

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