英議員銃撃でEU離脱は無くなったかな。

 英国でEU離脱の是非を問う国民投票をめぐる集会の準備中に、EU残留派の女性議員ジョー・コックスさんが銃で撃たれ死亡した。
集会準備中に男性2人がもみ合いになり、コックス議員が仲裁。男性のうち1人が持っていたバッグから拳銃を取り出し2発発射した。議員は銃撃を受けた他、刺されたと報じられている(ロイター)。
ロイターでは、男2人のもみあいの仲裁で巻き込まれて撃たれたという報道だけど、日本では極右の男と口論になって撃たれたみたいな報道になっている(産経)。

 まあ、両者で意味合いが全然異なってくるけど、これは大きな事件だ。
撃たれただけでなく、刺されたとあっては、憤りは大きくなる。
まあ、どちらにしようかなと思っていた普通の英国人は、これでEU残留に投票するだろうなあ。
世論調査では、離脱に少し傾いていたけど、これで逆に残留に少し傾くよ。
日本人なら確実にそうなる。
英国人の気質を良く知らないから断定はできないけど、多分残留に傾くだろうなあ。
英国EU離脱なら確実に株は暴落するから、その前に個人型確定拠出年金をスイッチングするかどうか迷っていたけど、これでやめだな。

 日本の個人投資家が少なからずFXでポンド/円の逆張りをしているらしい。
自分もFXを普段やっていたら、逆張りしたいところだね。

 人の死をお金の話のネタにするのは不謹慎なので、最後に合掌。
まあ、世界中で起こっている事件をまともに受け止めていたら、とてもじゃないが神経が持たない、といつからか思うようになったんだよなあ。

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