「働かないアリ」は必要。 「働かない人」は?

 アリに関する面白い記事を見た。

 北大の先生の研究で、コロニー(巣)の働きアリの中で、まったく働かないアリがいることが分かった。働いていたアリが疲れてしまったときに、それまで働いていなかったアリが働き始めることで、労働の停滞を防ぐ。つまり、働かないアリがいるシステムの方が、コロニーの長期的な存続が可能になるということです。働かないアリは、怠けてコロニーの効率を下げる存在ではなく、むしろそれらがいないとコロニーの存続が危ぶまれる、極めて貴重な存在だと言えます。
そして、働かないアリだけを集めて観察してみると働くアリが現れ、逆に働くアリだけにすると働かないアリが現れることも分かったとのこと。

 これは、面白い。
怠惰なアリがいるのではなく、非常時に備えているアリがいるということ。
こういう話を聞くと、では「働かない人」は?と連想してしまう。
アリリタの人は、非常時に獅子奮迅の働きをするのだろうか?
まあ確かに休養十分な状態なのだが、心身がたるんでいて、いざという時にも役に立たないだろうなあ。

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