すべての国の債務残高の合計は20年前、20兆ドル(約2200兆円)だったにも関わらず、現在は69.3兆ドル(約7620兆円)に達したそうだ。
20年で約3.5倍に増えた。 凄まじいな。
日本化が進んでいる。
政府が、いくら借金しても、インフレにならない程度であれば問題ないという経済理論まで出てくる始末だからね。
世界的な金融緩和で金余りになっているからだろうけど。
米国が断トツトップ。 日本の2倍弱もあるから、凄いな。
米国はいくら借金があっても、世界の基軸通貨のドルを刷ればいいから、大丈夫なんだけど。
まあ、真剣に考えたら、トランプ大統領みたいに、防衛費の分担金の増額を世界各国に迫って、借金を減らす工夫をすることになる。
そして、世界の債務残高トップ10で、世界の債務の80%も占めるということが驚き。
後進国がもっと借金を抱えていると思っていたら、先進国こそ借金を抱えている。
債務残高は、額そのものよりも、対GDP比%で問題視される。
世界の債務残高トップ10の債務の対GDP比%
日本が断トツで大きく、200%越え。 しかし、日本政府の借金は、その90%が円で日本国民に借金をしている。
だから、大丈夫なんだけど。
イタリアの100%越えは、危ないね。 リラじゃなくて、ユーロだから。 誤魔化しようのない借金。
その他の国の債務残高の比率(対GDP比%)の平均が、25%くらいと低いのは驚く。
借金まみれかと思ったら、先進国より健全経営出来てるじゃないか。
先進国は、福祉に金を使い過ぎているんだろう。