麻生太郎財務相は、本音を漏らすから面白い。
3日の福岡県芦屋町での集会では、平均寿命が延びて高齢者の比率が高まった現状について「(年を)取ったやつが悪いみたいなことを言っている変なのがいっぱいいるが、それは間違っている。子どもを産まなかった方が問題なんだ」と述べた。 国会で批判され、4日に撤回した。
撤回って何だ?と思う。 まあ、麻生節で反自民以外で気にしている人なんて、いるんだろうか?
女性も相手になんてしてないだろう。
こんなことよりも、興味深いのがこちらの発言。
麻生太郎財務相は29日の閣議後会見で、景気回復が続いている背景を問われ、
平成元年となった1989年に「冷戦が終了し(米国の関心が)戦争から経済・貿易戦争に変わった」と指摘、「そのころから(日本の)対米関係が難しくなってきた」と述べた。「オバマ政権の最後の時期にようやく、米国は経済戦争の相手を日本でなくて中国だと切り替えた」と指摘し、「米国の態度が変わったのが(日本の景気拡大要因として)大きかった」と明言した。
また、2012年の自民党政権復帰以降、「この5━6年間デフレ対策を実施してきた。(米国の態度変化と)両方が重なって今(景気が)回っている」との見解を披露した。
こういうことをはっきり言うのが麻生さんだな。
しかし、米国が貿易戦争の対象を日本から中国に切り替えたのがオバマ政権末期なら、2016年ぐらいということになる。
日本の景気が好転したのは、2013年からだから、2013年からのアベノミクスが効いたのは明らか。
その好転を、米国に止められなかったのも、大きいということかな。
止められないように動いた安倍首相の力も大きいと思うんだけど。
特にトランプ大統領になって。
オバマ前大統領が広島で演説したのも安倍首相の力が大きいように思われる。
安倍首相と共になら、変に突入られることもないだろうと。