外交官などの専門職を養成する米国務省の機関「外務職員局(FSI)」が、英語話者にとって習得が難しい、または容易な言語を、習得するまでに必要な時間を基準にランク付けしているそうだ。
英語話者にとって、中国語とアラビア語が難しくて、日本語はさらにその上を行くのか、これには驚いた。
逆もまた真なり。
道理で日本人にとって英語が難しい訳だ。
まず、文法で言葉の並びが違うのに慣れるのがしんどい。
英語:主語⇒述語⇒目的語
日本語:主語⇒目的語⇒述語
だから、勿論頭では理解できてるけど、会話のスピードの中で付いていくのはしんどい。
あと、発音。 日本語にはない発音がいくつかあるからなあ。
このランキングは、スピーキングとリーディングのみ。
外人にとっては、漢字が厄介みたいだねえ。
アルファベットはたったの26文字だけど、日本語は、ひらがなとカタカナで48文字ずつあって、漢字がさらに当用漢字だけでも、1,850もあるからねえ。
おまけに、漢字の読み方が音読み・訓読みがあって、さらにそれぞれ複数の読み方があるから、厄介極まりないだろうなあ。
ま、英語が日本人にとって難しい理由がわかったようで、ちょっと安心した。