米雇用統計はまあまあ。 米国経済は、定常モード。 

 米国の12月の雇用統計が発表された。「非農業部門の就業者数(季節調整済み)」は前月に比べて15万6千人増えた。専門家の予想(約18万人の増加)を下回った。

米・非農業部門雇用者数変化 [前月比]と米・失業率の推移。
(アメリカ経済が現在の状態を維持するには、毎月10万人の非農業部門雇用者数の増加が必要)
(アメリカ経済が成長するためには毎月20万人の増加が必要)

雇用統計は、さほど良くはないけど、悪くもないという感じだ。
しかし、円安になり、株価は上がった。
平均時給が、前月比+0.4%と、前年比では+2.9%と、2009年6月来で最大の伸びを記録したからのようだ。
色んな指標がある。
要は、上げたいから理由を探しているんだろうな。

他の指標も見てみよう。

米・ISM製造業景況指数 と米・ISM非製造業景況指数 の推移。
(50以上であれば、好景気であるという指標。)

こちらは、両方ともいい。
特に、製造業景況指数が伸びているのは、凄くいい。


“米国・貿易収支(単位:億usd)の推移。

これは、あまり良くない。


米・消費者物価指数(コア)(前年比)と米・消費者物価指数(前年比)の推移。

安定して、いい感じ。

これら指標を見ると、安定して、いい感じになっているように思われる。
順調のようだね。

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