日銀会合でETF購入額を2倍の6兆円にする発表があったのは、7/29。
8/4以降、倍額の707億円のETF購入をして、世間を騒がし、株価の変動に変化をもたらしていることについては、記事に書いた。
先週は、日銀によるETF購入はなかった。
一体、どれくらいの頻度で今後日銀のETF購入があるのか?ふと気になった。
今年のETF保有残高が、年間6兆円になるのまでの額は、残り39357億円。
ETFを購入する日数は、39357/707=56日 となる。
今年の残り日数は、131日。
その内、市場開場日数は、131×5/7=93日。
となると、ETF購入頻度は、93/56=1.7
1.7日に1回、すなわち2日に1回以上、日銀のETF購入が実施されることになる。
これは、凄い頻度だ。
上の記事で、「前場のTOPIXの下落率が-0.4%よりも大きかったらETF買い入れが実施される」と購入条件を書いたが、これなら購入頻度が2日に1回以上にもならないだろう。
実際、先週購入はなかった。
となると今後、下落率-0.4%という購入条件は、見直されて、もっと上がるだろう。
8/4以前の購入額347億円の時は、さして1日での株価の変動に影響を与えていないように思われたが、今後は大影響を与えると思う。
そう簡単には、株価は下がらないかもしれない。
ちょっと気になるのは、いくらなんでも頻度が高すぎることだ。
もしかしたら、発表のあった7/29から1年間で6兆円ということは、ないだろうな?
しかし、他のサイトを見ても、今年の2016年で、ということみたいなので、合っていると思うのだが。