新幹線つれづれ ~開業50年~

 新幹線が1964年に開業して、丁度50年。
この間、「世界不思議発見!」でも取り上げられてたし、雑誌でも特集されている。
まあそこそこ、自分と年が近いことになる。
感慨深い。

日本の新幹線の成功を見て、まずフランスが追随し、ドイツその他がマネしたから、
高速鉄道は、日本が最初。
日本の誇れる物の筆頭クラスだね。
それも、敗戦からわずか19年だから凄い。

 新幹線に最初に乗ったのは、小学生の頃。
しかし、子供の頃は乗り物酔いする質で、しんどかった記憶が強い。
通路でへたりこんでいたところ、優しいお姉さんが、席を譲ってくれたことがあった。
あの時の自分は「ありがとう」と言えただろうか?
あまり自信がない。
彼女は、たぶん美人だった。
それが、せめてもの感謝の気持ち。
優しさは、伝えられていく。
自信ないけど。

 新幹線には、「ドクター・イエロー」というのがあるらしい。
真っ黄色な車体の新幹線。
通常の新幹線と同じ速度で走りながら、線路のゆがみ具合や架線の状態を点検できるらしい。
この技術は凄い。
技術屋だったから、できないことはないだろうとは思うけど、粘り強い努力が必要だったと思う。
利益に繋がる売り物でない物に、お金と人をつげ込めたのも偉い。

 今では、1編成で1323人、1日342本運行可能、1日で計42万人運搬できるそうだ。
そして、1年で1億5500万人、日本の総人口を上回る人を送り、累計でも56億人を運んだというから、凄い。

 今の流線型のスタイルは、格好良いからねえ。
けど昔の新幹線も、当時は格好良かったし、今ではあの日の丸頭は、愛嬌があって、かわいい。
モスラみたいだね。

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