日本企業が“61兆円”もケイマンに隠れ資産。

 ゲンダイが面白い記事を書いていた。
パナマ文書で晒される 日本企業“61兆円”ケイマン隠れ資産
「日本銀行が公表している国際収支統計の『直接投資・証券投資等残高地域別統計』。
この中にタックスヘイブンとして知られるケイマン諸島が出てきて、最も新しい13年末は60兆9280億円に膨れ上がっています。つまり、残高=利益と捉えれば、実に61兆円のカネが課税逃れしている疑いがある。大ざっぱに言って、今の法人税率が適用されれば約14兆円もの税収になる計算です」と。
確かに、日本銀行が公表している国際収支統計にケイマン諸島が記載されている。
ゲンダイと言えばあやしいんだけど、これは正しい。
こんなの前から注目を集めてもよさそうなんだけど、パナマ文書で火がついて、いろいろ探して見つけたんだろうな。

 年平均だと4.7兆円ぐらい。 法人税の税収は約1.2兆円になる。
2013年の消費税収入は、10.8兆円だから、10%ぐらいに相当。
ケイマン諸島だけで1.2兆円だから、パナマとかすべて合わせれば、年間3兆円ぐらいいきそう。
2016年の消費税収入は、17.6兆円だから、年間3兆円は消費税1.5%分くらい。
消費税10%でも軽減税率が導入されることを考えると、ちょうど消費税2%up分に相当。
こんなの、タックスヘイブンを取り締まれば、消費税アップしなくて済む。
おまけに過去分14兆円を召し上げれれば、1年間消費税ゼロにできるんじゃないかな。
まあそんなことすれば、脱税企業が多数倒産しそうだけど。

 

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