老後必要資産3000万円 長生きリスク対応で金額増加（こちら）。
こういう記事は、気になる。
60歳以上の高齢者を含む2人以上の無職世帯における平均支出額は月額約24万6000円（税金、社会保障費を除く）。
一方、年金などの平均収入月額は約17万円。
一か月に7万6000円が不足する計算となり、不足分を預金を取り崩しながら賄うとすれば、20年間生活するのに約1800万円、30年間なら約2700万円が必要。
ただ、長生きリスクに対応する費用だけで、1000万円は必要。
だから、3000万円必要との結論。
支出の内訳を見ないと、判断しにくいので、原典を当たってみると、
高齢無職世帯の消費支出の内訳（平成 26 年：二人以上の世帯）
なるほど。
これを見ると、住居費は、家の有無で平均化されてるようだ。
税金、社会保障費もきちんと考えないとダメだと思うけど、データがとりにくいのかな。
この表の高齢者とは、65 歳以上です。
ちなみに、高齢者世帯の貯蓄現在高は１世帯当たり2499万円。
平均ではなく、中央値だと1588万円。
なかなか、3000万円なんて老後必要資産の備えができてる人は、多くないのかな。