【裏ワザ】安いウイスキーが「高級な12年モノ」の味になる方法があった!(こちら)という記事を読んで、6年前にここで書いたことがあったんだけど、試してはいなかった。
もう6年も経ったのか、というのが驚きなんだが。
なんで試してなかったかというと、安物ウィスキーがなかったから。
わざわざ買う気もしないし。
しかし、ひょんなことから買うことになった。
コロナ禍で、70%濃度のアルコールが手に入りずらかった時、ウィスキーを蒸留して、70%濃度のアルコールを作ろうと思った。 やろうとしたんだけど、これが案外面倒かつ難しいのでやめた。
その時、安物のトリスを買ったんだよね。
そして、そのまま放置してたんだけど、この裏技の件を思い出したので、やってみることにした。
安物のトリス
100均で買った瓶にローリエの葉を1枚沈めた。
17日後。
ローリエの葉は、もう黒ずんでいる。
記事では、2週間漬け込んで、葉を取り出して、さらに1週間寝かせてるけど、さらに1週間寝かせる意味があるのか?と思ったので、飲んでみることにした。
まず、残していたオリジナルのウィスキーをそのままで飲んだ。
味のしない、きつい安物ウィスキーだな。
そして、ローリエの葉を漬け込んだウィスキー。
ちょっと驚き。 風味があるのだ。 しかもローリエの風味が。
そして、味がまろやかになって、飲みやすくなっていた。
これは、イケル。 勿論、高級ウィスキーとはいかないけど。
ここで、ふとウィスキーの熟成とはなんだ?と疑問が湧いた。
「ウィスキーは樽熟成させることで、美しい琥珀色に変化します。これは、樽材の成分であるリグニンなどがウィスキーと反応するから。
最初は荒々しい味わいのニューポットですが、じっくり樽で熟成させることによって味わいに深みが出てきます。ウィスキーならではのほのかな甘みもでてくるようになります。
ウィスキーは樽熟成させることで、豊かで濃厚な香りになります。琥珀色に変化するのと同様、こちらも化学反応によって芳醇な香りになるといわれています。」
樽熟成で、琥珀色になり、芳醇な香りが出て、味わいに深みが出るとのことか。
ということは、樽以外の方法で、同じ効果を出してもいいわけだ。
色々なハーブで好みの味付けが出来るのでは?と思う。
ウィスキー好きなら色々試してみる価値はあると思う。