昨日、朝日TVの雨上がりの「やまとナゼ？しこ」を見てたら、面白かった。
”おんなとおとこのギャップはっけんバラエティー”と銘打たれている番組で、結構面白い。
今回は、男はなぜぼーっとしているのか？というテーマ。
男が黙って考えていると、女性には”ぼーっとしている”と見えているらしい。
暇なら、なぜ家事を手伝わないの？と。
実際、ぼーっとして頭と体を休めていることも多いのだが。
面白かったのは、漫才コンビ「ロザン」の菅が、「漫才のネタを自分が黙って考えている。横で宇治原がじっとしている」、と言う。
海原やすよ・ともこが、「えーっ、信じられない。うちらは、お互いしゃべりまくって、そこからネタができあがる。 一人で考えるなら、離れてたらいいやん」、と。
女は、同時に色々なことができるけど、男はひとつのことしかできなくて、そこに集中する。
男は、ぼーっとしている所から、凄い発想が生まれてくる、と。
自分も会社での会議を思い出した。
大勢が関わる仕事では、方針を決めるために、会議を開く。
まあ、これは当然。
ところが、アイデアを出すブレーンストーミングでは、こんな会議でいいアイデアなんか出るのかな、というのが、内心の思いだった。
口には出さなかったが。
自分は黙って集中して深く考えないと、いいアイデアなんて出なかった。
けど、会議なんで、しゃべるんだが、大したアイデアじゃないな、と自分で思いながらしゃべっていた。
他の人も、大したことないのだが、なんか満足そうなんだな、これが。
特に、会議の主催者は、満足しているように見えた。
自分が主催者の場合は、最低限のことはできたかな、といつも思っていた。
まあ、人には色々あって、自分の場合は、一人で集中して考えるタイプと割り切っていた。
今回これを見て、男は本来そういうもんだ、とわかって、ちょっと安心、そして清々しい。
それを知って、何かが変わるもんでもないが、わかると、嬉しいもんだ。
男は、どんどん、ぼーっとしよう。
頭を休めているか、無意識に深く考えている？のだから。