クラスター感染対策の理屈。

 3/22に放映された「NHKスペシャル」 “パンデミック”との闘い~感染拡大は封じ込められるか~ を見て、コロナウィルス感染対策の理屈について興味を持った。
ネットで調べると、わりとわかりやすいサイトを見つけた(こちら)。

そちらのサイトを見るのがいいけど、2回に分けて、ポイントを抜粋したいと思う。

まず武漢ウィルスの感染模式図。

インフルエンザは、数人の二次感染を起こし、じわじわと連続的に感染する。
一方、武漢ウィルスは、8割が二次感染を起こさず、2割が二次感染を起こす。 
その2割の二次感染させる人数は、バラツキが大きく、感染者の多いスーパースプレッダーがいる。

二次感染の例。

二次感染の人数は、普通数人以下だけど、感染源が閉鎖環境にいた場合、スーパースプレッダーが力を出して、多人数を感染させる。

閉鎖環境でクラスター感染が生じるのなら、東京等の大都市の満員電車で、とっくに爆発的感染が起きているはずだけど、生じていない。 (自分は春節後、満員電車で必ず爆発感染が起こると思っていたけど、そうではなかった。)

それで出した結論が、

密閉・密集・密接の3条件が重なると、クラスター感染が生じるということ。
満員電車は、密閉・密集の条件を満たすが、人は対面して会話してないから、セーフ。

これらのことから出した対策が、クラスター対策。
クラスター(集団)感染を見つけて、スーパースプレッダーを隔離すれば、感染拡大を抑えることが出来る。
数人にしか感染させない人は、いずれ自然消滅していく(𝑅₀(基本再生産数)<1なら)。

しかし、今感染経路が不明な感染者が多くなってしまったようだ。
海外からの帰国者のせいだと思っている。
春節でやってきた中国人よりも、ヨーロッパで感染した人間の方がスーパースプレッダーが多いのかも。

次のステージに入るのかも。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする