米中貿易摩擦により、中国の輸出に少し変化が見られ、中国の油種先が米国からASEANに振り替えられているようだ。
2019年に入って、米国向けが減り、ASEAN向けが増えている。
そうなのかと思ったら、これには裏があるそうだ。
日本は、日本で中核部品を製造して、中国で加工・組み立てをして、米国に輸出していた。
それだと、関税が大きくなったので、最終工程のみASEANに移したそうだ。
それだと、関税は今まで通りになる。
中国からASEANへの輸送と手間が増えて儲けが減るけど、それでも利益が出ると。
何ともまあ、したたかだなあ。
加工・組み立て全部を中国からASEANに移そうとしているのかと思ったら、最終工程だけって。
まあ、急激には変えれないから、段階を踏んでいるのもあるかもしれないが。
コロナウィルス問題で、今後は本格的にASEANに移すのかもしれないけど。
米中貿易摩擦で世界経済は悪くなっているんだろうなと思っていたら、回復傾向があるみたいだね。
新興国が持ち直して、先進国が底を打っているから、世界全体としては、上向いていると。
50ギリギリ。 50以上だと景気が良好と判断するんだが。
まあ、しかし、これも、コロナウィルス問題で、がくっと下がるだろうな。