登山でよく忘れ物をする。
普段は、忘れ物なんて滅多にしないんだけど。
途中、石の上なんかに座って休んだ後、忘れる。
一番多いのは、タオル。
速乾性のいいタオル。
顔を拭いた後、隣の石の上に置いて、そのまま行ってしまうことがよくある。
次に多いのは、汗止めバンド。
眼鏡を掛けているので、頭から顔に汗が滴ってくるのを防ぐ物で、頭の額の部分に嵌める感じの物。
汗を拭く時、外して横に置くので、忘れやすいのだ。
あと、100均の折り畳みクッションも忘れやすい。
これは、超優れもので、軽いし折り畳めるので、リュックの中にも入れやすいのだ。
100均だから、忘れても被害は少ないのだが。
ストックも忘れたことがある。
これは、2本で1万円ぐらいしたので、痛かった。
下山してきて、車の横に立てかけた。
そして、色々片付けをして、車の中で着替えて、車を出発させた。
何か、物音がしたなと思ったんだけど、気にしなかった。
そして、家に戻ってきたら、ストックのないのに気付いた。
もう暗くなっているので、山に戻る気にはなれなかった。
高速代とかかかるし。 それなりに年数とか経っていたので、諦めた。
それ以来、下山してきたら、ストックは必ず車の中に置くことにしてくる。
極めつけの忘れ物は、登山靴だ。
これには、呆れた。
下山してきたら、登山靴は普段の靴に履き替えて、脱いだ登山靴は、専用のカバンの中に入れる。
普通、車の扉を開けて、車の座席に横座りしながら、靴を履き替える。
そして、カバンに入れて、車の中に置く。
しかし、この時は、登山口の駐車場にトイレがあり、その前にベンチがあった。
ベンチで靴を履き替え、カバンに入れ、ベンチの上に置いた。
そして、トイレに行ったのだ。
こんなパターンは初めてだったな。
そして、そのまま車に乗って、帰った。
家の駐車場で、車の中に登山靴がないのに気付いた時、呆れたよ。
こんなことがあるのかと。
取りに戻ることも考えた。 次の日に。
近々登山旅行に行く予定だったし。
調べると、その登山靴は4年くらい履いていた。
もう、その靴で相当山に登っている。
ソールも減っていただろう。 しょうがない。
だから、新しいのを買うことにした。
なんで、こんなに登山で忘れ物をするかなあ?
早く先に進みたいとか、疲れて早く家に帰りたいとか、考えているんだろうな。