「トランプ米大統領は1日、中国製品3000億ドル(約32兆円)相当を対象にした制裁関税の第4弾を9月1日に発動するとツイッターで公表した。上乗せする税率は10%。発動されれば、制裁関税の対象は5500億ドル(約59兆円)相当となり、中国からの輸入品のほぼ全てに広がることになる。」
ついに制裁関税の第4弾を発動する。
6月のG20の米中首脳会談で延期されることになったけど、結局発動された。
こうなることは、わかってたけどね。
中国がやり方を変えるはずがない。
中国は、何とか先延ばしして、トランプが再選されないことを待つ方針だ。
トランプ大統領は、中国の術中に嵌ってるのかな、と思ってたけど、そうは問屋が卸さないという所かな。
今回の対象はスマートフォンや玩具などの日常品が入っているから、米国の消費者も打撃を受ける。
だから、トランプ大統領も慎重に動いているのだ。
まず、連邦準備銀行(FRB)利下げをさせておいてから、動いた。
出来るだけ、米国経済への悪影響を抑えようとしているのだ。
これで道筋を付けたので、対中制裁関税が発動して、景気が悪くなったとしても、利下げが行われて、悪影響をある程度抑えることが出来る。
トランプ陣営は相当賢いな。 出来るブレーンがいるんだろう。
ツイッター作戦を考え出したことが、まず凄い。
フェイクニュース対策として。 反米マスコミ対策として。
トランプ大統領はさらに、「(追加関税が)10%なのは短期間だ。段階的に引き上げられ、25%を超えることもあり得る」と語り、中国をけん制した。貿易協議について、「率直に言ってスピードが足りない」とも述べた。
米国経済は大丈夫と判断したら、25%に上げるだろう。
中国の反応なんて、大して気にしていないと思う。
米国経済と株価だけを気にしていると思う。
それでも、まだG20直前の頃に比べたら、まだ余裕がある。
そこまで下がるかもしれないが、G20で延期したことによって、この程度に抑えれたのかも知れない。
大したもんだな。
あと、米国の対中制裁関税も日本の韓国のホワイト国外しと連動しているかもしれないね。
そうなると、東アジアは大きく動きそう。
時間はかかるんだろうけど。