米中貿易戦争が各国に与える影響というのが雑誌に載っていた。
米中貿易戦争のプラスとマイナスとネットの影響(対GDP比)
プラスは輸出代替を通じた影響。
マイナスはサプライチェーンを通じた影響。
米中双方がすべての輸入品に25%の追加関税を課した場合。
また輸出やマインドの悪化に伴う投資や消費への波及効果は試算されていない。
これには、ちょっと驚いた。
全ての国がプラスの影響を受ける。
ベトナムが一番恩恵を受けて、GDPが1.2%もアップする。
要は、中国や米国に材料を売って得られる利益より、米中の製品の代替製品を売って得られる利益の方が大きいということ。
ベトナムの場合は、代替工場が出来るからみたいだけど。
なるほど~。
これなら、どんどんやってくれということになるけど、短期的にはマイナスの影響が出て、長期的にはプラスの影響が出るということなので、最初はマイナスの影響が強く出て、不景気になるというのが厄介だ。
そこにマインドの悪化に伴う投資の低下が重なるし。
しかし、これほどの影響を与える中国というのは、大きな存在になってるんだな。
中国は、共産党が潰れて、ソ連解体みたいになってくれると助かるんだが。