トヨタは今月、自社の世界販売台数の半分を電動車にする目標時期を従来から5年ほど前倒して2025年とすると発表したそうだ。
電動車と言っても、全部が電気自動車(EV)ではなく、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)、燃料電池車(FCV)などを含むものを電動車と言っている。
これは、凄いし、とてもじゃないが出来ないんじゃないかな。
電動車は、ガソリン車より高いから、途上国では電動車は売れないだろう。
従って、電動車に補助金をつける国々にしか売れない。
国内・米国・中国・欧州・オセアニアが対象になるのかな。
それらの地域が全販売台数に占める割合は、70%くらい。
電動車を全体の50%にするには、それらの地域の70%を電動車にしなければならない。
これは、無理だろうと思ったけど、念のため調べてみたら、
独フォルクスワーゲンの排ガス不正問題をきっかけに電動車へのシフトが鮮明な欧州市場で、トヨタは18年に販売台数に占めるHV比率が47・2%と高水準に達した、そうだ。
げげっ。 これなら、欧州では、2025年には、70%くらい軽く行けそうだな。
日本では、ハイブリッド車(HV)の保有台数の乗用車に占める比率は19.0%に達している。
販売台数となると、もっと高くなるだろう。 そして、トヨタに限ればさらに高くなる。
トヨタの販売台数となると、30%くらい、ありそうだな。
なるほど~。
これは、荒唐無稽な話ではなくて、出来るかもしれないなあ。
さすが、トヨタ。
出来もしないことを宣言はしないな。