世界最大の産油国サウジアラビアのアブドラ国王が、23日に死去された。
これにすぐさま、市場が反応した。
停滞していたWTI原油先物価格は、45ドル/バレルまで下落。
NYダウもEUの金融緩和で上昇したのに、100ドル近く下落した。
日本の株価は微動だにしなかったけど。
別に国王が亡くなられたといっても、国の方針が変わるとも思われないのだが、王政だから、国王の考え一つという怖さがあるのかな。
新国王になるサルマン皇太子という人が、今までも実質指揮をとっていたらしいから、方針を変えないだろうと見られてはいるけど。
ただ、サウジという国は、ウサーマ・ビン・ラーディンを輩出したり、イスラム国のスポンサーになっているらしいから、波乱含み。
イスラム国の日本人人質の処刑が延期されたのも国王死去が原因との噂があるくらいだから。