世紀末フランス、国会がパパママの代わりに親1、親2と記載させる法律を作る。

 フランスは黄色いベスト運動で荒れ狂っていると思っていたら、フランスの国会がある意味衝撃的な法律を作った。
 「France to replace ‘mother’ and ‘father’ with Parent 1 and Parent 2 on school forms to avoid excluding same-sex parents」(こちら
 公教育現場の書類において「パパ・ママ」といった名称使用を禁止し、「親一号・二号」等と呼ぶことを定めた教育法改正案を可決した。
理由は、同性婚の親を持つ子供たちに配慮する為だそうだ。

 頭おかしいんじゃないかと思う。
節度とか良識というものが、欧州では消えゆこうとしているんじゃないだろうか。
同成婚の人たちを気遣っている俺たちって、なんて人道的なんだろうと思っているんだろうな。
親一号・二号とかの欄に自分の名前を記入していたら、何か大切な物が無くなっていくという感覚がないんだろうか?
共産主義という理想を掲げた国が、すべて独裁国家になるという人間の矛盾。
人道的という輩も多かれ少なかれそういう所がある。
まあ、フランスだけでやってる分には勝手にしてくれと思うけど、それを他国に押し付けないでくれよな。迷惑だから。
黄色いベスト運動でこんな法案どころではないはずなのに。 まだまだ余裕があるのか、議員が特権階級で国民から離れてしまっているのか?

 と思っていたら、ドイツの環境相が、昆虫を保護するため、殺虫剤の大幅削減や巨額の研究費拠出を盛り込んだ法律を制定する方針を明らかにしたという記事を読んだ。
「私たち人間は昆虫を必要としている。昆虫は法律で守られてしかるべきだ」
「昆虫の保護に向けた行動計画」では、昆虫保護のために年間1億ユーロ(約125億円)を拠出し、うち2500万ユーロ(約31億円)を研究に割り当てる計画。
さらに2050年まで道路や住宅建設のために更地をコンクリートで覆うことを禁止するほか、昆虫が方向感覚を失ってしまわないように夜間の照明も制限する。
行動計画では、「環境や自然が耐えられる殺虫剤散布や、昆虫が生息する場所での殺虫剤やその他の有害物質の大幅な削減」に関する規則を設けると。

 まあ、農薬散布過多で昆虫が激減した状況というのは良くない。
自分が子供の頃、まだ昆虫がたくさんいた。 本当にいくらでも取れたという子供の頃の楽しい記憶がある。 それが、この50年であっという間にいなくなった。 本当に今の子供たちは可哀相だと思う。
山に登るけど、山でさえあまり見かけない。
だから、方向は正しいと思うけど、「道路や住宅建設のために更地をコンクリートで覆うことを禁止するほか、昆虫が方向感覚を失ってしまわないように夜間の照明も制限する。」というのは、やりすぎだなあ。
なんか、昆虫の人権を守れという考え方があるよ。
ドイツ人って極端に走るんだよなあ。

 この二つのニュースを続けてたまたま見て、病み滅んでいこうとする欧州というのを感じた。

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コメント

  1. deefe より:

    緊縮やり続ける日本よりはまだ財政出動するだけましじゃないか?