介護保険の支払い年齢の引き下げを厚生省は狙っているみたいだね。
今、介護保険の財源は、国と地方で50%、給付を受ける65歳以上で23%、その給付を受ける親を持つという名目で40~65歳が27%を負担している。
2016年度で総額9.6兆円ぐらい。 あと他に利用者負担で0.7兆円ある。
消費税収入が17.6兆円ぐらいだから、その半分の規模もある。
今後どんだけ増えていくのかあと言うと、
介護給付の総額(兆円)と65歳以上が支払う保険料の月額平均の推移。
介護給付金がこの17年間で約3倍に増えている。
それに伴い65歳以上が支払う保険料も、3倍弱に増えている。
それにしても、凄まじい勢いで増えているね。
勿論、今後もさらに増える。
今、65歳以上が支払う保険料は、基礎年金約5万円から天引きしている。
だから、保険料の値上げも難しい。
それと共に40~65歳も値上げが難しくなる。
となると、広く浅くということで、介護保険の支払い年齢の引き下げ狙っているみたいだ。
まあ、今までにも何度か現れて、消えているみたいだけど。
今度は「地域共生社会の実現」という形で。