2人以上の世帯を対象に行われた「家計の金融行動に関する世論調査」というのが、公表されている(こちら)。
なかなか興味深い。
金融資産保有額(金融資産保有世帯)(万円)
50代の金融資産保有世帯の貯蓄額の平均は1689万円、中央値が 1100万円となっている。
平均額は一部の富裕層が数値を押し上げていることが多いため、中央値の方が参考になるだろう。
なるほど~という額。
60歳70歳台になれば、ここに退職金が加わってローン返済等で消費して、中央値1400~1500万円になる感じかな。
財産ということになれば、貯蓄プラス持ち家ということになるのだろう。
若者は、適当に目標額1000万円と答えている感じで、50歳以上は大概目標額に近い額を達成できている感じだなあ。
年齢によって、大きく変わる訳ではないようだ。
預貯金が50%前後で、生命保険が25%前後かな。
次いで、個人年金保険や株式。
生命保険が多いのは意外だった。 自分は辞めてる。
あれは、損だよ。 まあ、世帯主はしょうがないかな。 実態を知らないし。
老後でどう考えているかというと、
老後のひと月当たり最低生活費・年金支給時に最低準備しておく金融資産残高
こういう額は、60歳代・70歳以上の人の額が正しいだろうから、
年金支給時に最低準備しておく金融資産残高は、2000万円で、老後のひと月当たり最低生活費は、28万円というところかな。