家に賞味期限切れのペットボトルの水がある。
災害時のために買っておいた水だ。
ただ捨てるのは、何だか勿体ない。
まず、飲めるのか?という疑問がある。
一般に、加工食品には、「消費期限」または「賞味期限」のどちらかを表示する義務がある。
消費期限は「安全に食べられる期限」のことで、これを過ぎると腐る可能性があるので食べない方がいい。
一方、賞味期限は「おいしく食べることができる期限」のことで、これを過ぎたからといって安全上の問題があるわけではない。
さて、ペットボトルの水は賞味期限の方。
「ペットボトルの水は、ほとんどが加熱や濾過によって雑菌などを取り除いているので、水は何年たっても腐らない。適正に保存され未開封の状態ならば、賞味期限をかなり過ぎたものでも安全性に問題ない」
とのこと。
なら、ペットボトルの水の賞味期限とは何?ということだけど、
ペットボトルの容器は、通気性がある。すると、水が少しずつ蒸発する。つまり、時間の経過とともに減る。
賞味期限は、もっぱら表示と実際の容量の誤差が許容範囲内にある期間を示している、とのこと。
これは、知らなかった。
興味が出てきたので、ついでにググってみると、
水の賞味期限は、500mlのペットボトルで未開封の状態の場合、平均1年、1.5〜2Lのもので2〜3年。
自分は、2Lのを買っているので、賞味期限は2〜3年か。
実際災害に備えてどのくらい水を用意していれば良いのかというと、
1人分で1日3リットル近く使用、そして最低でも3日分必要と言われているので、1人9リットル以上用意しておく必要がある。
自分の場合、2Lx6本の箱で買っているので、12L。
これを、2〜3年毎に買うのか。面倒だな。
さて、賞味期限切れの水をどうしようかな?
そうか、湯沸かしポットに入れて、飲めばいいのか。
沸騰させることになるから、さらに安全だし、勿体ない感がない。
そうしよう。
コメント
確かに水の賞味期限は不思議ですね。
細菌類の繁殖や異物の混入で飲めなくなるのでしょうから、未開封のペットボトルに細菌が混入していない限りいつまでも飲めそうです。
災害非常用で賞味期限5年というペットボトルがありますが、どうして一般のものより賞味期限が長いのか、なぜ5年なのか、5年経ったら飲めないのか、わからないことだらけです。
賞味期限5年は、製造過程で高温殺菌処理などをしてから容器に密封されているようです。