エイリアンのミイラの正体が判明する? こんなこともあるんだ。

 ナショナルグラフィックのwebで「「エイリアンのミイラ」ついに正体が判明、チリ」という面白い記事を読んだ。

 2003年にチリのアタカマ砂漠で、自然にミイラ化したアタの遺体が発見された。 これはその写真。
アタの身長は15センチほどで、ヒトの胎児ほどしかない。

 こんなのどう見ても、雑誌「ムー」が大喜びしそうな、作りものだろうと一目見て思ったんだが。

しかし、画像を分析したX線技師は、アタの骨は6歳児並みに成熟していると指摘したそうだ。
さらに、DNA解析してみると、
「ノーラン氏のチームはアタのDNAの塩基配列を調べ、その遺伝物質がエイリアンではなくヒトのものであると結論づけたが、小さなアタの異様な姿を説明することはできなかった。」
「アタのゲノムを分析した。今回の研究によると、アタの7つの遺伝子に変異が見られ、それらはすべて成長に関わる遺伝子であったという。ノーラン氏は、これらの変異の組み合わせが、骨の異常な急成長をはじめとするアタの深刻な骨格異常を引き起こしたと考えている。「おそらくアタは死産であったか、生後すぐに死亡したのでしょう」」

 こんなことが、あるんだと少し驚いた。
どう見ても作り物だと思ったけど、本物だなんて。
それでも、7つもの成長遺伝子に変異が見られなんてことがあるんだろうか、という疑問が残るけど。
放射能を浴びてもならなそうだけどなあ。

ムーも簡単に馬鹿に出来ないかも。

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