西宮市大谷記念美術館で「2016 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を見てきた。
世界で唯一の子どもの本専門の国際見本市ボローニャ・ブックフェアでは、世界最大級の規模を誇る絵本原画のコンクールが行われている。5点1組にしたイラストを用意すれば誰でも応募できる公募展で、記念すべき50回目を迎えた今年は、世界61ヶ国より3,191点の応募があり、日本からの10人(組)を含む18ヶ国77人(組) が入選しました、とのこと。
ボローニャ国際絵本原画展を見に来るのは、これで3年目だ(2014、2015)。
年々、子供が楽しくなるような絵が減っていると感じている。
残念なことに。
この絵は複雑だけど、他の絵は、○△□の単純な図形を組み合わせて、魚や鳥を表現していた。
色といい形といい、グッド。
他の絵と合わせて、本展のベストかな。
★《家に帰る路》コ・ヘジン(韓国)
日本と似てるけど、ちょっと違うなと思ったら、韓国だった。
ノスタルジックで、色もいい。
★三浦友晴 「わたしとわたしたち」
この絵は一人だけど、他の絵は一人の子供の大勢の分身が描かれていて、面白い。
こじゃれている。
色と形の隅々にまで、神経が行き届いている感じがした。