「ジョルジョ・モランディ」  ~兵庫県立美術館~

 兵庫県立美術館に 「ジョルジョ・モランディ -終わりなき変奏-」を見に行った。
ジョルジョ・モランディは、20 世紀イタリアを代表する画家。
モランディは、静物や風景など限られた主題を繰り返し描き、構図の研究を通して自己の芸術を追求した。
画家の故郷ボローニャにあるモランディ美術館のコレクションを中心に、油彩約50 点、水彩、素描、版画約50 点を集めた展覧会。

 モランディの絵は、大阪の国立国際美術館の収蔵品展で見たことがある。
くだらん現代美術ばかりで辟易してた所で、モランディの静謐な静物画を見て、感動した思い出がある。
それで、今回期待してたのだが。

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「still life」
 モランディの絵は、このような卓上に瓶や容器、花瓶などを並べた静物画が多い。
このような絵のたくさんのバリエーションがあるのだが、さすがにこればっかりでは、楽しめない。
構図や色合いの微妙な変化を楽しめるのは、よっぽどの絵好きであろう。
自分には、無理だった。

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「Courtyard in Via Fondazza」
実にそっけない風景画。
単純化された四角い建物がぽっこりとあるという感じが面白い。

 「ジョルジョ・モランディ」展は、楽しむのが実に難しい展覧会だった。

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