「横向きの若い女性」 「窓辺」
美術館「えき」KYOTOでアンリ・ル・シダネル展を見た(2012/03/03)。印象派と同時代の画家である。シダネルと言えば、かなり大昔、大原美術館で見て買ったポスターがシダネルの「夕暮の小卓」であった。最初に若い頃の、自画像と「横向きの若い女性」が気に入った。「横向きの若い女性」は、控えめな気品とみずみずしさが感じられるいい絵である。写真からは感じられないが。しばらく、つまらない絵が続く。やがて、夕闇の、もやがかかったような、シダネルらしい絵が出てくる。情緒的で、少し感傷的である。まあまあだな。