兵庫県にある雄岡山・雌岡山241mと249mに登った(2015/02/20)。
雌岡山の山頂近くの駐車場に車を停めた。
だだっ広い駐車場。
ここからスタートすれば、山登りにならないので、車に積んでおいた自転車で、下山、雄岡山の東側にある登山口に向かう。
団地みたいな所で細い道に入り、突き当たりが登山口。 民家の脇になる。
ここに自転車を置いておく。
後で車で回収する予定。
しばらくで別れに来て、右に入る。
雑木林の中を緩やかに登っていく。
ものの十数分でだだっ広い頂上に到着。
ここで昼飯。
南側にのみ展望が開けている。
淡路島と明石大橋が見える。
広場を抜け、ここから下る。
登りと似たような雑木林の中を緩やかに下っていく。
西側の登山口に出る。
道路に出て、西に向かう。
振り返ると、低い低い雄岡山。
大皿池を通り過ぎる。
前方には、雌岡山。
金棒池を通りすぎ、交差点を渡って右に曲がると、左手下に、雌岡山の登山口がある。
ここにも車を停められるようだ。
しばらく舗装道を登ると、梅林がある。
見頃と思って来たのに、少ししか咲いていない。 残念。
梅の香を楽しもうと、嗅ぐと、糞尿の臭がする。
すぐ下に、牧場の牛舎があるようだ。
最低のロケーション。
それほど大きな梅林でもないし、観光には無理だな。
ただ、梅林越しに見える雄岡山は、美しい。
これが満開なら、もっと美しいだろうに。
引き続き舗装道を登ると、車を停めた駐車場に出た。
そこからすぐで、
雌岡山山頂にある神出神社に到着。
境内の端に、雌岡山山頂の石碑があった。
神出神社は、なかなか由緒ありそうな神社だ。
調べると、
祭神は、素戔嗚尊、奇稲田姫命と、大己貴命。
最初に素戔嗚尊、奇稲田姫命がこの山に降臨し、薬草を採取、住民の病を治療したり農耕を指導した。
2神の間には多くの神々が生まれたが、そのうちでも大己貴命はこの地で生誕した。
大己貴命は、大国主の多くの別名の一つ。
平城天皇が諸国巡幸の際に立ち寄り、故事をしのび3柱の神を勧請祭祀した。
ここに神出神社が起こったそうだ。
ここから南側に展望が開けている。
雄岡山より数段いい。
明石大橋が見える。
目の前には、大池等が広がる。
物足りないので、姫石神社に寄ってみる。
磐座信仰だな。
ここは、裸石神社。
石がない。 建物の中にでもあるのかな。
後で調べてみたら、中に男性のシンボルとなる石があるそうだ。
ついでに子午線標柱を見に下っていったのだが、結構下りそうなので、止めた。
これは道中にあった赤い鳥居。
後は、山頂の駐車場に戻って、さきほどの自転車を拾って帰った。
低い低い山登りだった。
物足ら無さ過ぎるし、ワイルドな所が少しもない。
これでは、散歩に毛が生えた程度だ。
実際、雌岡山では、お年寄りをよく見かけた。
今回の雄岡山・雌岡山の登山コースです。
緑線は、自転車のコース。
(コースタイム)
雌岡山の駐車場11:50 → 雄岡山登山口12:15 → 12:30雄岡山山頂12:45 → 雌岡山登山口13:10 → 雌岡山山頂13:30
雄岡山・雌岡山の登山で出会った樹木を紹介します。
ネズミモチ(地点A)。
灰色白で皮目がある樹皮。
全縁で対性の常緑樹。
側脈が見えないので、トウネズミモチやオオハイボタではない。
クロガネモチ(地点B)。
灰色白の樹皮。
このコブに惹かれて。
幼木の葉に細かい鋸歯あり。
葉裏の側脈が少し見える。