ソフトバンクが10兆円もの資産売却。 困ってるな。

 ソフトバンクがアーム社(CPUの設計で世界をリード)の株の売却を決めた時は驚いた。
凄い勿体ないことをするなと。 買収出来た時も驚いたんだけど。

最近の、ソフトバンクの資産売却が凄い。

アリババ集団 : 1.6兆円
ソフトバンク : 1.5兆円
TモバイルUS : 2.4兆円
アーム : 4.2兆円
合計 : 9.7兆円

合計10兆円弱。

これだけの金を簡単に動かせる会社も日本には他にないね。
ソフトバンクも実業と投資会社の両面があるから、ややこしい。

ソフトバンクが970億ドル(約10.7兆円)を投じた「ソフトバンク・ビジョン・ファンド1」は、2017年の立ち上げ当初、史上最大のプライヴェート・エクイティ・ファンドだった。ところが、市場の独占を目指してスタートアップ1社につき最低でも1億ドル(約110億円)を投資する戦略によって、3年足らずで800億ドル(約8兆8,150億円)以上を“溶かす”結果となった。

凄い額だな。
ビジョン・ファンド1は、大失敗ということか。
この損失を埋めるための、10兆円弱の資産売却ということだね。
サウジ系のファンドが出資ししている。
投資の失敗は、出資者も当然損失を被るもんだけど、元本保証みたいなことでもしてるのかな?
と思って、調べたら、
サウジ系の出資に対しては成功報酬はもちろん、「元本保証」と「6%の確定利回り」という条件が設定されているようだ。
これには、驚いたな。
それなら、資産売却も仕方がない。
それにしても、ファンドで「元本保証」と「6%の確定利回り」なんて、ありえないな。
この条件なら、日本の民間で十分金を集められる。
元本保証の3%の確定利回りでも、日本国内で10兆円ぐらい集められそうだけどな。

栄枯盛衰。
ソフトバンクもそろそろ落ち目かな。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
「関連コンテンツとスポンサーリンク」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする