日本には、超金持ちが少ない。

 日本には、保有資産100万ドル以上の人が230万人いるそうだ。
100万人当たり1.9万人。 米国1.8万人、カナダ1.2万人、英国1.3万人、ドイツ1.9万人、フランス0.9万人、台湾0.6万人、韓国0.4万人、中国0.1万人を上回っている。
人口の少ない豊かな小国(スイス3.9万人、 スウェーデン2.1万人、シンガポール3.0万人)には大分負けているが。

 ところが、資産10億ドル以上のビリオネアとなると、日本はわずか5人。
100万人当たり0.3人。 米1.8人、カナダ1.2人、独1.5人、英0.8人、台湾1.5人、韓国0.9人と、一番少ない。

 ハハ、日本らしいね。
日本人は、まず超金持ちになりたいと思わないんじゃないかな。
そこそこ暮らせれば十分だよ。
やりたいことが、金がかかるようであれば、金持ちになりたいだろうが。
また、子供時分貧困であったなら、超金持ちになりたい思う反動があるのかもしれない。

 日本は、世界的な非格差社会だな。
精神構造がそうだから、そうなっているんだろう。
人並みにとか、他人に迷惑をかけるなとか、武士は喰わねど高楊枝とか、非格差社会につながる言葉が山ほどある。
スポーツや技術以外でトップに立ちたいという気持ちが育たないものな。
自分もどっぷり日本人なので、それで良し、それが良しと思っているからなあ。

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