地方銀行は本当にヤバそうだな。

 地方銀行の統合の話とか、よく見る。
何となく、そうなのかなあと思っていたけど、データを見ると、本当にヤバそうだ。


本業の赤字の地方銀行数とその占める割合。
ここで、本業とは貸出のこと。

地方銀行の半分が本業の赤字で、しかも5期以上連続している銀行が多い。
これは、ヤバイ。
本業以外で儲けたらいいだけど、そうなってくると、銀行なの?と思ってしまう。

なぜ、そうなっているのかと言うと、

国内銀行の新規貸し出し平均金利(長期)

アベノミクスもあるけど、バブル崩壊以降ずっと貸し出し金利が下がり続けている。
リーマンショック前には、少し上がっていたんだな。
これだと利益は減らざろう得ない。


可住地面積当たりの金融機関の店舗数。

だだっ広い米国とかとは比較にならないけど、ドイツとは比較になるだろう。
明らかに店舗数が多い。

まあ、郵便局はある程度仕方がないとして、店舗の統合は避けられないな。
カードやネット決済の普及で、店舗にあまり行かなくなった。
お金を引き出すのも、10万円単位で引き出すので、数カ月に一度だからなあ。
お年寄りがいるので、しょうがないけど、世代交代も進んでいくので、店舗はかなり要らなくなるんだろうなあ。

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