馬ノ鞍峰 の登山記の続きです。
(コースタイム)
駐車場9:45 → 10:20明神の滝分岐10:40 → 11:25かくし平11:30 → 12:10尾根出会い12:20 → 13:15馬ノ鞍峰頂上13:45 → 尾根出会い14:30 → 15:10かくし平15:15 → 明神の滝分岐16:00 → 駐車場16:30
アオマムシグサ(地点A)。
これを見つけた時は、びっくりした。
藤原岳、半国山に続いて、ここ1カ月の間にこの珍しい植物に3回も出会えるなんて。
藤原岳、半国山の時は、黒い仏炎苞だったけど、今回は青い。
外見は食虫植物のようだけど、虫をトラップして花粉を運ばせるというたいへんユニークな仕組みを持つそうだ。
上から見ると、黒白斑の茎がまむしと見間違えることもあるかな。
立派な仏炎苞。
・トチノキ(地点B)。
シワ状に浅く縦裂するトチノキの樹皮。
大型の掌状複葉でトチノキ・コシアブラ、または似たホオノキ。
小葉柄がないので、トチノキ。 ホオノキは全縁。
・ヤマコウバシ(地点C)。
灰褐色で平滑なヤマコウバシの樹皮。
葉柄がほとんどないヤマコウバシの葉。
・アカヤシオ(アケボノツツジ)(地点D)。
やや網目状に裂けてはがれるアカヤシオの樹皮。
淡い紅紫色のアカヤシオの花。
アカヤシオは、淡紅色の花を枝先に1個つける。
アカヤシオの見事な群落だった。
ヒメシャラ(地点E)。
ツガ。
この辺りは、ガイド本には、ヒメシャラとトウヒの見事な美林があるということだったので、トウヒかと思っていたら、持ち帰った葉を見ると、ツガだった。 もっとも、この木の葉は高い所にあるので取れず、下に生えていた幼木の葉なのだが。
・リョウブ
斑のリョウブの樹皮。
細かい鋸歯のリョウブの葉。 葉が枝先に集まる。
リョウブの新緑は目に鮮やかだね。