頭巾山 (3) ~まとめ :スカッとした展望~

 若丹(若狭と丹波)国境にある頭巾山871mに登った(2019/06/06)。

京丹波わちICから、27号線で北へ、1号線・771号線で東へ、行谷橋を渡って、古和木川沿いを林道を走り、登山口を通り過ぎ、駐車場に車を停めた。 50分くらい。
道路から行谷橋:1km、行谷橋から登山口:1.7km、登山口からチェーンゲート:1kmぐらいである。
右手に橋に出会ったら、橋の名前を確認した方がいい。 標識とかないので、自分はまっすぐ通り過ぎそうになった。 行谷橋から少し悪路になる。 酷くはないが、少し嫌になるぐらい。


チェーンゲート手前の駐車場。
このまま林道を登っていく。

右手に裏八反の滝に出会う。

林道歩き。

左手のここが新登山口だが、やり過ごす。

林道がぐっと右に曲がって登っていく。 そして左に曲がると、

林道終点。
一段登ってそのまま進む。

幅広の道が続く。

ここから山道が始まる。

急斜面を登っていく。

尾根の急登になり、

尾根に出会う。
ぐっと視界が開ける。 ここで一休み。 右に進む。

尾根を登っていく。

バイケイソウの群落。

気持ちの良い樹林。

尼来峠への分岐。

頂上の祠が見えてきた。

頭巾山山頂に到着。
北側にすかっとした展望が開けていて、素晴らしい。
ここで昼飯。

北側。

東側。

青葉山。

久須夜ヶ岳。

東に延びる稜線。
サラサドウザンの群落があるのだが、花は大分散っていた。 残念。

さて、下山。 途中まで来た道を戻る。

尾根出会い、左から登って来たのだが、このまままっすぐ進む。

痩せ尾根を進む。

ここで左斜めに降りていく。

美しくカーブする尾根道。

ブナ林が広がっている。

ブナ林の標識がある。
ここに左から新登山口からの登りが出会うようだ。
そのまままっすぐ進む。

ブナ林が続く。

右手に下って行く。

急な下りが続く。

ここで左に尾根を離れていく。

子尾根を下って行くと、

古和木川に出た。 ここを渡渉。

林道に出て、振り返って撮った写真。
参道尾根コースの登山口。
あとは、林道を登って、駐車場にもどった。

頂上のすかっとして開けた展望が素晴らしい。
ちょっと林道歩きが長いけど、樹林豊かな尾根歩きも気持ちがいい。


今回の頭巾山 の登山コースです。

(コースタイム)
駐車場10:45 → 11:05裏八反の滝11:10 → 11:50登山口11:55 → 尾根出会い12:20 → 12:30頭巾山山頂13:00 → ブナ林の標識13:45 → 14:30 3合目14:40 → 参道尾根コースの登山口15:10 → 駐車場15:25

頭巾山 で出会った樹木を紹介します。

樹木の地点です。


オオバアサガラの見事な群落(地点A)。

・オオバアサガラ

縦に浅く裂けるオオバアサガラの樹皮。

糸状の鋸歯のオオバアサガラの葉。

複総状花序を下垂し、白い花を多数つけ、雄しべが多数あるオオバアサガラの花。

・アカメガシワ

灰白色で縦に浅く裂けるアカメガシワの樹皮。

成木では全縁で不分裂葉のアカメガシワの葉。

・サワグルミの見事な大木(地点B)。

灰色での縦・裂のサワグルミの樹皮。

羽状複葉。 小葉が基部で狭まり、左右非対称のサワグルミの葉。
鋸歯が細かくて鋭い、葉裏の葉軸に毛が少なめでオニグルミでなくサワグルミ。

・サラサドウダン(地点C)。

平滑で灰色のサラサドウダンの樹皮。

枝先に集まるサラサドウダンの葉。
鐘型のサラサドウダンの花。総状に多数つり下げる。花の色は淡黄色で、紅色の筋が多数入る。
僅かにサラサドウダンの花が散り残っていた。

・ハナヒリノキ(地点D)。 低木。 尾根道をふさいでいた。 ブッシュ化して通りにくくなりそうだった。

ハナヒリノキの樹皮。

葉脈のしわが目立つハナヒリノキの葉。

ハナヒリノキのつぼみ。

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